ワインの選び方 ブドウ品種
ある程度ワインの知識や経験のある方でしたら自分の好みで選んだり料理に合わせて選んだりと特に苦労もなくむしろ楽しみの1つでもあるでしょう。ところが全く知識も経験もない方からすればワイン選びはまぁまぁ厄介な作業となります。ただ選び方のコツさえ分かってしまえばワインを楽しむ第一段階になりますので、面倒臭がらずに試してみて下さい。
赤ワインと白ワインの違い
ワインの色は、ブドウ品種と製造方法で決まります。ワイン造りに使われるブドウには、黒ブドウと白ブドウがあります。黒ブドウから白ワインは作れますが、白ブドウから赤ワインは作れません。重厚感のあるシャンパーニュは、黒ブドウの比率が高い物もあります。ちなみにこちらのサイトではソムリエさんが使う専門的な知識というよりもっと身近で実用的な情報をお伝えしていますので、本格的にワインを学んで資格などを取りたいという方はぜひ専門書を読んで下さいませ。さて作り方を簡単に説明すると、仕込みの際、白ワインは始めからブドウの皮や種を取り除いて作ります。ロゼワインは途中まで皮も一緒に仕込み、色だけ移して取り出します。赤ワインは最後まで浸っているので、皮や種の渋みがワインに移り、それが色や味の特徴になっています。
ワインのブドウ品種による味の違い
赤ワインの代表的なブドウ品種の特徴
カベルネソーヴィニヨン
ボルドーワインの代表的なブドウです。渋みも酸味も色も全てがしっかりしている為熟成にも時間がかかります。それと同時に何十年も寝かせる事もできます。しかしオーストラリア、アルゼンチン、南アフリカ、チリ、カリフォルニアなどの気候が安定しシステム管理された設備のある地域のワインならリリース後に買ってすぐに開けても美味しく飲めるワインが沢山あります。5大シャトーの「ラトーゥル」や「ラフィット」の主要品種です。
ピノノワールこちらはブルゴーニュの代表的なブドウです。ブルゴーニュの赤ワインの多くは、ピノノワール1種類だけで作られます。色は薄目で花の様に香りが高く味は渋みが控えめで酸味が際立っているのが特徴です。香りも華やかでコーヒーに例えるとブルーマウンテンやコナでしょうか。有名な「ロマネコンティ」のブドウ品種です。
メルローこちらは色味は濃い目ですが、渋みの質が細かいのでカベルネソーヴィニヨンより優しく滑らかな舌触りです。高級ワイン「ペトリュス」の主要品種です。
シラー色が濃く、スパイシーな味と香りが特徴です。フランスコートデュローヌやオーストラリア産が有名です。フランス産は強い香りとアルコールを感じるかもしれませんがオーストラリア産は渋み少ないのでこちらから試してみるといいかもしれません。
ガメイこの品種のワインは明るいルビー色で渋みも少なく軽やかな印象の物が多いです。有名な毎年11月に新酒として発売される「ボジョレー・ヌーヴォー」に使われているブドウです。ボジョレー・ヌーヴォーとはフランス ブルゴーニュ地方、ボジョレー地区で行われるブドウの収穫祭で、その年のブドウの出来を確かめながらお祝いするお祭りです。ヌーヴォーが付く物は、お祭りの際に飲み切ってしまう為、コルクも短く熟成させない事を前提に作られています。ワインの質の割に値段が高いのは、解禁に合わせて空輸する為に、他の船輸送のワインよりも高くなってしまいます。最近はペットボトルの物も見られようになり、期間中にすぐ飲むのであれば十分だと思います。
ボジョレーと言えばヌーヴォーばかりが注目されますが、ボジョレーのワインは通年飲む事ができます。クリュと呼ばれる10の指定地区があり、それぞれに地域の特徴を持ったワインが造られています。ブルゴーニュワインはコレクターも多く高値になりがちですが、こちらでしたら比較的お手頃なワインが見つかります。フルーティーなヌーヴォーよりしっかりとした造りの物もありますし、気負わずに楽しめるワインです。
白ワインの代表的ブドウ品種の特徴
シャルドネ白ワインの代表的なブドウで、フランスのブルゴーニュ地方のシャブリやシャンパーニュが有名です。上品ですっきりとした味わいは料理を選ばず何にでも合わせる事ができます。しっかりと造られたワインは長期熟成にも耐えられます。
ソーヴィニヨンブランボルドー地域で多く作られるブドウ品種です。シャルドネ種より少し味も香りも強い感じです。繊細さよりフルーティーな印象の品種です。微かな苦みを感じるものは、サラダなど野菜の苦みと合わせる事もできます。